初心者小動物臨床獣医師向けのマニュアルと進捗スプレッドシートを制作してみた

背景

GW中にGoogle Apps Script(GAS)の基本を学習したのでGoogleサービスを利用したコンテンツを制作したくて、新人獣医師向けコンテンツを作っていました。

というのも、私は現在転職を考えていますが、新人がまだ十分に代診獣医師としてのバリューを出せているとは言い難い状況にあります。

そこで、転職しやすい環境を整えるために新人を効率よく指導するコンテンツを企画・制作しボスに提案することにしました。

初めに仕事を細分化してスプレッドシートにまとめてみた

自分が新人の頃に覚えさせられた仕事の一つ一つを「検査」「処置」「手術」「入院管理」「ハンドリング」「診察」にカテゴライズし、Googleスプレッドシートにデータベースとして作成しました。

初心者小動物臨床獣医師のロードマップ

各手技にはレベルを割り当て、数字の低いものから優先的に習得を目指してもらえるようなものを目指しています。

また、自身の手技学習の段階を可視化できるようにインプット・アウトプットの状態を選択可能なものにしました。

こうして、獣医師の仕事をある程度リスト化し、新人獣医師自身で優先的に学習すべき項目を閲覧できる状態になりました。

しかし、スプレッドシートの状態ではまだ”一覧性が低い”気がしたので、リストの手技を細かく解説した「マニュアル」も作ってみることにしました。

動物病院マニュアルも目次だけ作ってみた

動物病院マニュアル目次

先ほど作成したスプレッドシートの内容を元に、マニュアルの見出しと目次だけ作成してみました。

細かい手技プロトコルを文章化するのにはあまりに時間がかかりすぎるだけでなく、私はまだまだ経験が浅いために、エビデンスに基づいた手技を指導するのは少々攻めすぎな気がするので、この状態で院長に見せ、細かい内容は他の人も巻き込んで作っていければいいなと思っています。

今後の計画

今回作ったコンテンツを企画書にまとめて院長に見せることでフィードバックを得て、コンテンツの改良と次の企画を立案します。

次の企画については、新人獣医師が習得すべきスキルについて一覧にすることができたので、次回はもう少し内容を絞り込んだ新人教育ツールを作っていければと思います(診察を補助するツールなど)。

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